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【検証】はてなブログテーマ「Undershirt」と「Zeno-Teal」のアドセンスクリック率を比較!

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こんにちは。ブログライフを楽しんでいますか。ブログを始める理由は人それぞれですが、「月数千円でも良いからお小遣いを稼ぎたい!」と思っている方も多いのでは?

お小遣い稼ぎで手軽に始めやすいのが、アドセンスを代表とする「クリック型広告」です。アドセンスの収入は、クリック数、クリック率、広告単価によって決まります。

 

はてなブログって良いテーマが多く、どのテーマが良いか迷いませんか。

わたしは迷います…。また、ふと思いました。どのテーマがアドセンスに最適なのだろうかと…。

ネットを調べてみると、配置や種類については検証があるけれど、ブログテーマによるクリック率変化に関する検証がほぼない。そのため、2019年8月より研究しています。

>>アドセンスがクリックされやすい「はてなブログ」のテーマは何か?検証スタート!

 

「Undershirt」と「Zeno-Teal」の2テーマについて検証完了したので、検証結果を比較しました。

 

 

前提条件

データの検証期間は4W(28日間)で以下の通りです。

  • Undershirt:8/1~8/28
  • Zeno-Teal:8/30~9/26

広告の種類・配置は全て同じです。下記の記事でまとめています。

>>アドセンスがクリックされやすい「はてなブログ」のテーマは何か?検証スタート!

 

アドセンスクリック率を比較する方法

ここでは、アドセンスレポートから比較する手順を解説します。

1.アドセンスにログインします。するとトップ画面が表示されるので、「レポート」をクリックします。

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2.すると、様々なレポートタイプで分析できます。基本的には、レポートタイプと期間(例:8/1~8/28)を選択して利用します。

テーマの比較には「コンテンツプラットフォーム」のレポートタイプを使用しました。

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UndershirtとZeno-Tealの比較

以下3点を比較しています。

  1. コンテンツプラットフォーム
  2. 広告ユニットタイプ
  3. ターゲットタイプ

 

テーマの比較には、コンテンツプラットフォームを利用します。その他は参考情報として利用します。

コンテンツプラットフォーム

コンテンツプラットフォームとは、どのようなデバイスからアクセスされているか分析できます。モバイルなのか、PCなのか、それともタブレットなのか。また、AMP表示設定している場合、AMP表示なのか、通常表示なのかも分析できます。

下記は、両者のPVを比較したものです。

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PVの増加は、テーマの影響ではありません。記事を書いているため、アクセス数が伸びているためです。Undershirt→Zeno-Tealの順にテーマ変更しているので、17846 PV→34766 PVと推移しています。

AMP表示を設定しています。はてなブログの場合、AMP表示はどのテーマでも共通ですので、AMP表示での数値の比較は、テーマの影響ではありません。

AMP表示比率は、Undershirtで76.3%、Zeno-Tealで71.9%でした。

 

コンテンツプラットフォーム別のクリック率は以下の通りでした。

具体的なクリック率を開示できないため、UndershirtのTotalのクリック率を1として、割合で示しています。

テーマの影響を比較する場合は、「モバイル」、「タブレット」、「デスクトップ」の数値を比較します。AMP表示は共通のため。

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モバイルにおけるクリック率は、Zeno-TealがUndershirtの約2倍でした。

一方、タブレットにおけるクリック率は、Zeno-TealがUndershirtの半分でした。

また、デスクトップにおけるクリック率は、Zeno-TealがUndershirtの約1.65倍でした。

両者のテーマはともにレスポンシブタイプで、各デバイスによって最適化されます。そのため、テーマと広告の親和性がある程度推測できます。

 

総務省の平成29年情報通信白書によると、2016年におけるネット検索では、各デバイスのユーザー割合は以下の通りです。

  • モバイル:63.2%
  • PC:25.5%
  • タブレット:7.4%

タブレット利用者は少なく、モバイルがPCの2倍以上を占めています。2019年時点のデータはありませんが、おそらくモバイルがさらに上昇していることでしょう。

そのため、分野にもよりますがモバイルに最適化していくことがアクセスを伸ばす必須条件にはなってきています。

本ブログは、モバイルからのアクセスを重視する戦略を考えているため、Zeno-Tealを選択するのが良いと判断します。

 

広告ユニットタイプ

広告ユニットタイプは、広告の配置や種類のタイプです。配置は、記事上、記事中、記事下の3箇所です。種類は、下記の記事を参照してください。

>>アドセンスがクリックされやすい「はてなブログ」のテーマは何か?検証スタート!

 

広告ユニットタイプ別のクリック率は以下の通りでした。

UndershirtのTotalのクリック率を1として、割合で示しています。

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Totalがほぼ一緒なので全体のクリック率に差は見られませんでした。

記事上には、両者の差は見られませんでした。

記事中は、Zeno-TealがUndershirtの約1.12倍でした。そこまで大きくありません。

記事下は、Zeno-TealがUndershirtの約0.85倍で、やや低かったです。

残念ながら、AMP表示と通常表示をわけて分析できないため、参考値です。

 

ターゲットタイプ

ターゲットタイプは、主にコンテンツとパーソナライズがあります。コンテンツは、記事のキーワードに適した広告が配信されます。パーソナライズは、ユーザーの関心に応じた広告が配信されます。

一度、あなたのブログの広告がどちらのタイプが多いのか、分析してみると面白いですよ。

ターゲットタイプ別のクリック率は以下の通りでした。

UndershirtのTotalのクリック率を1として、割合で示しています。

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Totalがほぼ一緒なので全体のクリック率に差は見られませんでした。

パーソナライズは、Zeno-TealがUndershirtの約1.12倍でした。そこまで大きくありません。

コンテンツは、Zeno-TealがUndershirtの約0.50倍で低かったです。

残念ながら、AMP表示と通常表示をわけて分析できないため、参考値です。

仮説を立てるならば、コンテンツタイプが多く配信されるブログには、Undershirtが良いかもしれないです。

 

検証するには致命的?AMP比率が高すぎる!

本ブログは、検索エンジンで有利に働くように、AMP設定をしています。当初50%くらいのAMP比率かなと思っていましたが、今では約80%がAMP表示です。

はてなブログではAMP表示は、どのテーマでも共通であるため、テーマ別のクリック率はAMP以外で比較する必要があります。

そうなると、残り20%で比較することになりアクセス数がやや少なくなります。第3テーマを検証を予定していましたが、一旦、別の項目の検討を開始します。

Zeno-Tealで、記事下に関連記事広告を使用した場合もクリック率の変化の検証を開始します。

結果は、10月末を予定しています。ご興味あれば、ブックマークしてお待ちください。

おわり!

 

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