こんにちは。2019年2月にはパチンコ規制が緩和されて、ゲーム性が上がって嬉しい限りです。
さて今回は、次回のパチンコ規制「封入式パチンコ」について、個人的な見解をまとめました。
確定情報ではなく、あくまでも噂です。
まずは、最新の規制情報を振りかえっておきましょう!
2019年2月以降の規制のポイントは、以下4点です。
- 1回の大当たり出玉は、最大1500個
- 4時間平均の遊技で、勝額が5万円以下
- 確変率は65%超でも可能
- 設定付パチンコが可能
大当たり出玉は、これまで最大2400個(賞球15個×16ラウンド×10カウント)でした。しかし、大幅に減少し最大1500個(賞球15個×10ラウンド×10カウント)となりました。900個と大きな減少で、射幸性はさらに低下しました。
パチンコには検定試験という検査があるのですが、これまでなかった4時間検定というものが追加されました。その際に、平均で勝額が5万円(12500個)以下という条件があります。そのため、MAX機(2017年末に完全撤去)のよりも一撃性が低下しています。
2019年2月の大きな規制緩和として、これまでの確変率65%以下が撤廃されました。これにより確変率80%などの高継続率タイプも登場するようになりました。これがなければ、各メーカーで横並び同スペックしかなく、本当につまらなくなるところでした。
そして、最後に設定付パチンコが登場しました。すでに何機種も登場していますよね。人気があるかどうかは別として…。この設定付パチンコが可能になったことは、「封入式パチンコ」への前兆と読んでいます。
封入式パチンコで、パチンコはよりクリーンに!
いつになるかはわかりませんが、いずれ封入式パチンコだけになると推測しています。
封入式パチンコとは、簡単にいうと釘調整が全くできないパチンコ台です。
「えっ?釘調整されてるの?」というユーザーはもういないと思います。法律上は、パチンコ台の釘はいじってはいけないことになっています。しかし、グレーゾーンで長い間、見て見ぬふりされてきました。
なぜ釘をいじる必要があったのか?を考える必要があります。それは、ホール経営上の課題です。
スロットは、設定1だとホール側に有利で、設定6だとユーザー側に有利ですよね。このようにして、出玉率を調整して利益を上げています。利益がないと、ホール経営はできず潰れます。そうなると、わたしたちもホールで遊べなくなります。
パチンコには設定がなかったため、ホールが利益を上げるには釘調整して、回転率を低下させるしかありません。たとえ回転率を低下させても、当たってしまえば爆発するのがパチンコです。スロットより利益or還元の調整が難しいと推測します。
となると、必要悪だったのかもしれません。
封入式パチンコになると、全く釘をいじれなくなります。そうなると、どうやってホールは出玉率を調整したら良いのでしょうか。はい、「設定付パチンコ」ですね。
そのために、設定付パチンコが許可され始めたと推測します。これでも釘調整すると、本当に法律違反で業務停止命令が出されてしまうかも。停止されると経営に大きな影響を及ぼすため、守るでしょう。
パチンコは、グレーゾーンが一つなくなり、一歩クリーンになってくるでしょう。
設定付パチンコのメリット・デメリット
ホール経営者目線と、ユーザー目線で考えてみました。
ホール経営者目線のメリットは、「出玉率を管理しやすい」、「釘調整が不要になりコスト削減」、「クリーンなイメージ」かと。設定付パチンコが、設定通りに出ているのか検証していないので不明ですが、そうであると仮定すれば、利益or還元を作りやすいと思います。
また、釘調整が不要になるので、コストは下がるのではないでしょうか。非常にシビアなお仕事のため、人件費も高いのかもしれません。釘調整をしていないとなると、やましいことはなくなり、クリーンに経営できるかと思います。
ホール経営者目線のデメリットは、「設定通り出ない」かと。先のメリット挙げた仮説が正しくないとすると、設定1でも連チャン性能が高く利益がとれない、という事例がでてくるかもしれません。
逆に、設定6を入れてユーザー還元しているのに、出なくてユーザー離れが懸念されるかもしれません。スロットはぶん回せば1日8000Gくらい回せます。しかし、パチンコはそうはいきません。そのため、確率の収束に時間がかかると思います。
ですので、どのような出方をするのか、千円で平均何回転回せるようにメーカーが規格するのかによって、変わってくるはずです。
ユーザー目線のメリットは、「釘を気にしなくて良い」、「設定推測という新しいゲーム性」かと。
これまで、釘調整で利益or還元をしていましたので、日によっては回らない、回るのムラは必ずありました。しかし、設定付パチンコによって、設定で利益or還元を決定するため、わたしたちは回る、回らないは気にしなくて良くなります。
メーカーの回転率の仕様にもよりますが、千円で25回転くらいしたら、そんなにストレスなく遊べるんではないでしょうか。
スロットの楽しみとして、設定推測があります。スロットは頭脳ゲームと個人的には思ってます。これがパチンコにも加わることにより、勝つために頭を使い、ゲーム性を楽しむことができます。
最近ホールでパチンコを打っている若者を見ると、スマートフォンでネットや動画を見ている人が多いです。そんな方たちは、「推測するぞ」と画面を見てくれるかもしれませんね。
ユーザー目線のデメリットは、「年配者にとって設定推測は難しい」かと。
今多くのパチンコユーザーは年配者です。その方たちからすると、設定推測は難しいと思います。ただ、もしかすると「面倒だから、そんなの気にしない」かも。
確変ループタイプで、設定差があるのは初当たり確率だけとすると、当ててしまえば確変中は連チャン性能は平等なので、差は生まれにくいかもしれません。
STタイプで、ST中の大当たり確率に差があるとすると、理論上のST連チャン数も変わってくるので、出玉性能も変わってきます。現状導入されている機種をみると、そこまで差があるものはないので、気にならないかもしれません。
以上、パチンコ規制について個人的な見解をまとめてみました。少なくとも、これからパチンコはもっと楽しくなります。
パチスロ規制は緩和して~w
おわり!
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